道後温泉 トップページ > 万葉集と道後温泉
万葉集は、日本で最も古い歌集で、8世紀ころに作られたといわれています。
万葉集には天皇や貴族をはじめ、様々な身分の人が詠んだ歌が4500首以上集められていますが、万葉集に登場する温泉地は、道後温泉、有馬温泉、白浜温泉の日本三古湯をはじめ、全国5か所しかありません。
また、諸説ありますが、万葉集にある愛媛県関係の歌は、すべて道後温泉にかかわる歌ともいわれています。
長谷川竹友作
額田王の和歌をイメージした絵
今から約1350年前の西暦661年、斉明天皇は戦のため九州に向かう際、潮待ちのために道後に2か月あまりとどまりました。このとき、有名な「
有名な和歌に「
道後は今から約1300年前の西暦713年に赤人が訪れた、最も西の地です。
赤人は、聖徳太子の碑文や歴代天皇の行幸を懐かしみ、歌を詠んでいます。
神の湯 男性浴室の湯釜に刻まれている山部赤人の長歌
飛鳥乃湯泉 女性浴室
女性浴室は、
背面の絵は小舟に乗り、大きな船に乗り換えてこれから大海原に旅立つ人々を、側面の絵は海岸にいるハマシギなど浜の情景を表しています。
男性浴室は、山部赤人の歌にある、伊予の高嶺・霊峰石鎚山をイメージし、正面には石鎚山とそれに続く山々を表現しています。
背面の絵は山部赤人がいた
飛鳥乃湯泉 男性浴室
左:女子浴室のプロジェクションマッピング
右:男子浴室のプロジェクションマッピング
さらに、
プロジェクションマッピングは、朝、昼、夜の3バージョンあり、30分おきに放映されます。
道後温泉別館
行宮の間