歴史をつなぐ
未来へのこす
~重要文化財 道後温泉本館
保存修理工事~

  • 明治27年(1894)の改築以降、大正、昭和、平成、そして、令和、時代とともに輝き続ける道後温泉本館。
    その保存修理工事の記録がご覧いただけます。
  • 営業しながらの重要文化財の公衆浴場の保存修理工事は、日本初の取組です。

本館営業状況

    道後温泉本館は、
    神の湯で営業しています。
    (北側入口に玄関が変更)

    道後温泉本館
    2020年12月1日(火曜日)終日 臨時休館

道後温泉本館
保存修理工事の意義

道後温泉本館

文化財的価値を保持し、次代へ受けつぐ

道後温泉本館は、明治27年(1894)に神の湯本館棟が竣工して、125年を超える長い年月の間に、その時代時代の技法を取り入れ、移築や増改築を繰り返し、主に4つの建物が組み合わさった非常に複雑な形態をした建築物です。それぞれの時代の社会的な要求や道後温泉の発展に対応し、道後温泉のシンボルとして存在しています。
また、道後温泉本館は、平成6年(1994)に日本で初めて重要文化財に指定された公衆浴場で、その歴史的、文化財的価値を次代に受け継ぎ、維持保存していくために、今回の保存修理工事が必要です。

神の湯本館棟
神の湯本館棟
明治27年(1894)竣工。さんがわら及び銅板葺の木造3階建で、1階に浴場、2階・3階を休憩室とし、いりづくりの大屋根の上に塔屋を設けています。
(※1階で入浴できます)
又神殿・霊の湯棟
ゆうしん殿でんたま
明治32年(1899)竣工。日本唯一の皇室専用浴室のある又新殿・霊の湯棟は、銅板葺及び檜皮ひわだぶきの木造3階建で、正面(東面)になりもんがあります。
南棟
南棟
大正13年(1924)竣工。ようじょうとして建築され、神の湯本館と同じく、さんがわら及び銅板葺。1階の浴室は、修理前、神の湯女子として使用していました。
玄関棟
玄関棟
大正13年(1924)竣工。神の湯本館と南棟を合わせて、建物全体を整えるために移築されたと伝えられています。また、「道後温泉」と書かれた看板は昭和25年から飾られ、現在は2代目です。

保存修理レポート

2020年12月 保存修理レポート

保存修理レポート71 南棟3階 研修室 漆塗り

南棟3階には障子の枠に漆うるしを塗られている部分があります。漆塗りは日本の伝統的な技術で、見た目も美しく美術工芸品にも使用される技法です。今回の保存修理工事では漆塗り部分をすべて塗替えて、当初の光沢のある美しい姿に復元し…

2020年11月 保存修理レポート

保存修理レポート70 又新殿・霊の湯棟 棟飾り湯玉

又新殿の屋根の棟には湯玉の飾りがついています。建設当時は金色に光輝いてましたが、約120年経過したことにより、その輝きも失われてしまいました。今回の保存修理工事では、再度、金箔を漆で覆う「漆箔うるしはく」を行い金色に輝く…

外湯紹介

道後温泉本館 6:00~ 営業中

道後温泉 空の散歩道(足湯) 営業中

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 6:00~ 営業中

道後温泉 椿の湯 6:30〜 営業中