道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)

道後温泉 トップページ > 外湯紹介 > 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)

平成29年(2017)9月オープン予定
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)は、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトの「新湯」です。

建物コンセプト

飛鳥時代をイメージした湯屋

建物コンセプトは、聖徳太子の来浴や斉明天皇(さいめいてんのう)の行幸などの物語や伝説が残る日本最古といわれる温泉にふさわしい飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋です。道後温泉本館と同じく、全国でも珍しい加温も加水もしていない源泉かけ流しの「美人の湯」を満喫することができます。
屋根の上には、道後温泉のシンボルである塔屋を配置、中庭は、聖徳太子が道後温泉に来浴された際、残したとされる「湯岡(ゆのおか)の碑文」に、「神の温泉を囲んで、椿が互いに枝を交えてしげりあい、椿の実は花びらを覆って温泉に垂れている」と描かれているとおり、松山市の市花の「椿の森」をイメージし、椿が生い茂っている当時の様子を再現します。
館内は、開放的な大浴場と、道後温泉本館には無い露天風呂、また皇室専用浴室の又新殿(ゆうしんでん)を再現した特別浴室を設え、昔の浴衣(よくい)湯帳(ゆちょう)」を着ての入浴体験もできます。さらに、約60畳の休憩室、個室5室を設え、道後温泉ならではの「おもてなし」の給茶サービスを行います。
※湯帳とは・・・「ユカタビラ」とも言われ、一定以上の身分の人が身に着けたものと考えられ、ユカタの原形となったものです。

*
*

新たな温泉文化を発信する拠点

「太古の道後」をテーマに、道後温泉にまつわる伝説や物語などを「愛媛県の伝統工芸」と「最先端のアート」をコラボレーションした作品で演出し、「温泉の癒し」と松山・道後でしか体験できない、感性を刺激する「新たな温泉文化を発信する拠点」を目指します。

建設物語

内観コンセプト各空間テーマ紹介
(フロア図・展示品)

配置図

内観デザイン

エントランス~太古の道後へのいざないの間~

エントランス~太古の道後への入口~

太古の道後に足を踏み入れる入り口として、空気を浄化する「ゼオライト和紙」を使い、和紙の持つ繊細な質感を活かし、神聖な雰囲気を感じていただき、身心を清める「温浴」へといざなう「山門をイメージしたシェード」で、入浴客をお迎えします。

奥には、奈良の世界遺産 薬師寺西塔(せいとう)や回廊の再建でも使われた「千年の釘」で知られる和釘(わくぎ)を使って、道後温泉のシンボル、巨大な湯玉を描いた装飾壁で、日本最古といわれる道後温泉に来たことを実感いただけます。

また、男女浴室の入り口で、お客様をお迎えする場所には、日本3大絣のひとつ伊予絣を使った暖簾(のれん)を設け、かすり独特の風合いを感じていただけます。

浴室~壁画に囲まれた大浴場と露天風呂~

大浴場には、道後温泉本館にも飾られています、砥部焼による陶板壁画で、道後温泉にまつわる和歌の風景を作り上げます。男子浴室には、山部赤人(やまべのあかひと)の歌をテーマに、いさにわの丘から望める伊予の高峰・霊峰石鎚山をモチーフに、女子浴室には、額田王(ぬかたのおおきみ)の歌をテーマに、熟田津(にぎたつ)の海(瀬戸内)をモチーフに、歌の世界観を表現します。浴槽を囲むように3面の陶板壁画を設置していますので、砥部焼で再現された和歌の世界観の中で、ゆっくりと湯船に浸かっていただけます。

露天風呂では、壁面には県内産の媛ヒノキのデコラパネルでダイナミックな意匠を施し、雄大な山や海の世界を表現し、また松山城や道後温泉、京都御所や皇居においても使用されている、菊間瓦による行燈で万葉集の世界観を表現します。

浴室のデザイン~壁画に囲まれた大浴場と露天風呂~
特別浴室のデザイン~又新殿の再現~

特別浴室~又新殿の再現~

()」とは和紙をすくための道具で、すだれより細い「竹ひご」と簀専用の糸を使って編み上げられます。道後温泉本館にある皇室専用浴室の又新殿(ゆうしんでん)を再現した特別浴室で、浴室と休憩室を柔らかくさえぎるため、伊予簀の特徴である繊細な編みを表現した、レースカーテンのような「御簾(みす)」を表現します。

休憩室~約60畳の大広間~

国指定の伝統的工芸品である「大洲和紙」とギルディング(金属箔)の融合により生まれたのが「ギルディング和紙」です。和紙の持つ優しく柔らかな表情とギルディング箔が放つ存在感が独特の表現を生み出します。「寿国」をテーマに本館の神の湯2階休憩室と同程度の広さがある大広間の休憩室で、天吊りシェードとランプシェードにより聖徳太子が道後温泉を表現された雅な世界観を表現しています。

また、道後温泉を訪れた聖徳太子が編み方を伝授したとの伝説が残る、竹ひごを不規則に抜いて仕上げる「やちゃら編み」が特徴の、松山の伝統伊予竹細工。休憩室において、手作りの優しい風合いに満ちた光の演出で、「寿国」の世界観を表現します。

休憩室のデザイン~約60畳の大広間~

個室休憩室 ~道後温泉にまつわる伝説を表現した5つの休憩室~

道後温泉にまつわる伝説を、愛媛の伝統工芸で表現し物語の世界観を異なる5つの個室で表現しています。

白鷺伝説

個室①白鷺(しらさぎ)の伝説

白鷺(しらさぎ)伝説」をテーマに、水引細工の技を用いて、白鷺が元気になって飛び立つまでの様子や、温泉の湯文様をイメージした作品を飾ります。

個室②玉の石の説話大国主命(おおくにぬしのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)の伝説

「玉の石伝説」をテーマに、和紙でできた筒にもち米を糊にした防染糊を入れ、それを絞り出しながら手描きで模様を描く「筒描染(つつがきぞめ)」で、製作過程の特徴なども生かした作品を壁面に飾ります。

大国主命・少彦名命の伝説
聖徳太子の碑文

個室③聖徳太子の来浴の伝承

聖徳太子が道後温泉に来浴された際、残したとされる「湯岡の碑文」に描かれていた「椿の森」をテーマに、現在では国内最大規模のタオル産地を形成している「今治タオル」で、椿を表現します。

個室④天皇の行幸(舒明天皇(じょめいてんのう)斉明天皇(さいめいてんのう)など)

飛鳥~平安時代にかけて多くの皇室の方々が道後温泉に来訪されたことをテーマに、その当時、見られたであろう道後温泉の情景を、これまでにない大きなサイズで桜井漆器の技術である蒔絵で表現します。

天皇の行幸(舒明天皇・斉明天皇など)
伊予の湯桁

個室⑤伊予の湯桁(ゆげた)

「伊予の湯桁(ゆげた)」をテーマに、100種類もの彫刻刀を使い、西条だんじり彫刻の技を用いて、源氏物語で道後温泉を「伊予の湯桁」として描写されていた当時の賑わいを表現します。

利用料金

区分 大人
(12歳以上)
小人
(2〜12歳)
営業時間 利用時間
1階浴室 600円 300円 7:00〜23:00
(札止 22:30)
1時間以内
2階大広間 1,250円 620円 7:00〜22:00
(札止 21:00)
1時間以内
2階個室 1,650円 820円 7:00〜22:00
(札止 21:00)
1時間以内
2階特別浴室 1,650円/人 820円/人 7:00〜22:00
(札止 20:40)
1時間20分以内
+ 2,000円/組

※2017年9月オープン予定時の料金を表示しています。

外湯紹介