2016年07月09日 | 建設物語
物語3『2016年7月9日』~ついに産声を上げた新施設・起工式~
◇道後温泉の新たな観光拠点になる温泉施設の「起工式」が行われ、道後温泉関係者や建築会社、市関係者など約70人が出席し、工事の安全祈願を行いました。
◇新施設は、道後温泉椿の湯の西側隣接地1,460平方メートルに建設を予定しています。地下1階、地上2階建ての鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、延べ床面積は、道後温泉本館と同規模の1,600平方メートルです。
◇2017年秋の「えひめ国体」までに開業し、年間30万~40万人の利用を目指しています。
「野志市長の挨拶」
◇これから百年先まで輝き続ける道後の宝となり、そして、松山市、愛媛県の活性化の起爆剤になることを願っています。
「建築家 内藤廣先生からの激励メッセージ」
◇最後まで熱くこだわり続ければ一級品に、中途半端なら気の抜けた三流の建物になる。
「東京大学大学院教授 羽藤英二先生のコメント」
(椿の湯周辺エリア整備計画のトータルコーディネーター、東京大学大学院教授)
◇新施設は、道後温泉活性化計画のコンセプトである『「日本最古の湯」を再現した空間の創出」』のもと、「道後温泉本館」だけに頼らないまちづくりに向け、地元と協働で取り組み具現化したもので、まちづくりの新たな拠点になると期待しています。