建設物語

2017年03月14日 | 建設物語

物語13『2017年3月14日』~日本の伝統建築を支える「和釘」の原点~

装飾壁「湯玉」(イメージ)

◇エントランスの奥に展開する、道後温泉のシンボル「巨大な湯玉」の装飾壁に使用する和釘の制作状況を紹介します。制作は、奈良の世界遺産 薬師寺西塔(せいとう)や回廊の再建でも使われた「千年釘」で知られる白鷹幸伯(しらたかゆきのり)さんの技術を継承する、白鷹興光(しらたかおきみつ)さんです。
真っ赤に焼けた鉄を様々な角度から叩きながら、見事に和釘を完成させていきます。

◇今回の装飾壁に使用される和釘は、約700本。道後温泉のシンボル「湯玉」の装飾壁で、日本最古といわれる道後温泉に来たことを実感いただけます。

作業風景
和釘