2017年03月31日 | 建設物語
物語14『2017年3月31日』~飛鳥時代を伝える棟飾り『鴟尾』制作現場編~
◇道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)の屋根にのる「鴟尾(しび)」の製作現場、愛媛県今治市にある「菊銀製瓦」さんに見学に伺いました!
「鴟尾」とは、屋根の両端に付けられる棟飾りの一種で、寺院・仏閣などによく見られます。魚の形をもとに変形したとされる「鴟尾」は、火除けのまじないとして用いられたと言われています。
今、菊銀製瓦さんで造られている「鴟尾」は、高さ 約925cm・重さ 約120kgの大きなもの。これが乾燥すると、高さ 約850cm・重さ 約80kgに変化します。
約1000度までゆっくりと温度を上げながら、40時間かけて焼き上げられるそうですよ!
次回は「帯」「数珠」「唐草模様」の装飾を付ける過程をご紹介します!ご期待ください!!