2017年09月06日 | 建設物語
建設物語36『2017年9月5日』〜伝統工芸 媛ひのきデコラパネル〜
みなさんは、愛媛県が檜の生産量全国第2位だとご存じでしたか?
霊峰石鎚山から流れる水と、瀬戸内の太陽に恵まれて育った愛媛県の檜は、きめ細かな肌目と光沢があり「媛ひのき」と言われています。
今回、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)に、河野興産株式会社の洗練された技術と厳密に管理された工程によって、無垢材の問題点であった「割れ」の問題を解決し制作された「媛ひのき」の「デコラパネル」が露天風呂の壁面に装飾されます。
「デコラパネル」は、パズルのように自由に木を組合せることができ、見る角度によって風合いや色の変化も楽しめ、まるで自然の中にいるような色合いや香りも演出してくれます。
テーマは「山」と「海」との事で、制作段階の一部を見せて頂きましたが、これが本当に木なのか!?と思う程の美しいパネルの表面と木目に思わず見とれました。
道後の街の中に居ながら、外の風と媛ひのきの香りに包まれ、まるで森林浴をしているかのような露天風呂を是非ご満喫下さい。