2020年08月 | 人がつなぐ道後温泉本館
オチ新瓦産業株式会社 代表取締役社長
越智浩一さんに聞きました!
Q.瓦を作るうえで心がけていることは?
A.先代の方が作られた瓦を見習って、今後100年先またそれ以上先まで残る瓦を、誰が見ても恥ずかしくないように作り上げようと思っています。
Q.作業の中で特に気を使っていることは?
A.瓦の厚みや幅、長さ、湯玉の大きさなどの寸法と、デザインを忠実に復元することが大変です。
焼くことで少し縮むことを考えて生型の大きさを決めなければなりません。
Q.普段制作している瓦との違いはありますか?
A.現代の一般的な瓦は、軽量化が図られています。
道後温泉本館の瓦は今の瓦と比べ3~5mm程厚く、重さも300~500g重く重厚なつくりです。