2019年04月 | 保存修理レポート
保存修理レポート12『2019年4月』又新殿の御居間の襖・壁紙の表貼り養生、壁紙の解体状況など
又新殿の御居間の襖・壁紙の表貼り養生
金箔や銀箔で覆われた襖は大変貴重なため、傷をつけないように前面に生麩糊を塗り、和紙で養生を施しました。
又新殿の壁紙の解体状況
下地を組んで本体に取り付けた後に壁紙を張り重ねていましたが、多くの壁紙はパネル状に仕立てたものを四分一と呼ばれる細い木材で釘止めされていました。
南棟1階内部の解体状況
南棟1階(旧神の湯女子東脱衣室)で、天井板と壁板の解体を終え、左官壁の解体中です。
左官仕上げの壁を解体し、下地の木摺は、大工によって解体します。