保存修理レポート

2019年05月 | 保存修理レポート

保存修理レポート20『2019年5月』南棟2階廊下の解体状況・1階中央廊下の床板の解体状況、又新殿・霊の湯棟の天井板の墨書ぼくしょ

南棟2階廊下の解体状況
「○△」のチョークは、板を留めていた釘の跡になります。「〇△」の2種類あるのは、過去に改修した形跡になります。

 

1階中央廊下の床板の解体状況
床板は近年の縁甲板えんこういたで、表面に直接、籐タイルを張り付けていました。

 

1階床板の解体状況
本館の床下には、多くの温泉管があり、今後、配管等の設備改修を行います。

 

又新殿ゆうしんでん・霊の湯棟の天井板の墨書ぼくしょ
又新殿ゆうしんでん・霊の湯棟の2階展示室西廊下の天井板で発見された墨書には、明治31 年の年号が記され、当初材であることが分かりました。