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2020年03月 | 保存修理レポート

保存修理レポート52『2020年3月』 又新殿・霊の湯棟屋根の補修状況(1)

又新殿・霊の湯棟の東側、鳳凰の鬼瓦がついていた屋根です。

又新殿・霊の湯棟の屋根は複雑に入り組み、雨仕舞が難しく、そのため雨漏れの跡や下地の野地板に傷みが見られました。野地板は明治32年建築当初と貴重なことから、同じ材種の杉によって傷んだ部分のみ取替えました。

(レポート53に続く)