保存修理レポート

2020年04月 | 保存修理レポート

保存修理レポート56
南棟屋根の防水工事

南棟の屋根は、瓦の下に「杉皮」を敷き詰めることで、防水の役割を担っていました。今回の保存修理工事では、より防水性能を強化するため、「防水シート」を敷き、その上に杉皮を葺きました。歴史的建造物に、現代の先端材料を融合することで、建物の耐久性を高め、次の世代に大切に引き継ぎます。
(2020年4月)