2020年05月 | 保存修理レポート 保存修理レポート59 南棟屋根の「桟木」設置 瓦を取り付けるための桟木を設置している状況です。修理前の屋根の桟木には国産のツガが使用されていたことから、保存修理工事でも同様に国産のツガを使用しています。国産のツガは近年ではあまり生産されていない貴重な材料であり、瓦で覆われて見えなくなる内部にも文化財保護を重視する保存修理工事ならではのこだわりが見られます。 (2020年5月) 戻る