2020年06月 | 保存修理レポート
保存修理レポート61 霊の湯棟 六葉・樽の口
霊の湯棟玄関の庇屋根の南側には妻飾りとして六葉と樽の口が取付けられていました。懸魚と合わせて樽の口は水伏せのまじないがあるとされ、建物を火災から守るという意味が込められています。
今回の保存修理工事では、その1つを新たに南側に取り付けます。制作にあたっては現存する北側の六葉と樽の口を元に、細部に至るまで慎重に作業を進めるなど、建築当時の復元に努めました。
(2020年6月)
2020年06月 | 保存修理レポート
霊の湯棟玄関の庇屋根の南側には妻飾りとして六葉と樽の口が取付けられていました。懸魚と合わせて樽の口は水伏せのまじないがあるとされ、建物を火災から守るという意味が込められています。
今回の保存修理工事では、その1つを新たに南側に取り付けます。制作にあたっては現存する北側の六葉と樽の口を元に、細部に至るまで慎重に作業を進めるなど、建築当時の復元に努めました。
(2020年6月)