2020年09月 | 保存修理レポート 保存修理レポート68 南棟1階 鬼板復元 大正13年(1924)に養生湯として改築された南棟の南面屋根の唐破風からはふには、鬼瓦が設置される場所に「鬼板おにいた」と呼ばれる屋根装飾が施されていました。今回の保存修理工事では、劣化が進んでいたため、新たに制作しました。制作は、元の鬼板と同じ材種(ケヤキ)を用いて、修理前の「鬼板」を基に、細部の装飾に至るまで慎重に作業を進め、復元しました。 (2020年9月) 戻る