2020年07月 | 保存修理レポート
保存修理レポート63 又新殿・霊の湯棟 大屋根銅板葺完了
又新殿・霊の湯棟は明治32年(1899)竣工時、大屋根に檜の皮を使った檜皮葺ひわだぶきで建てられました。 その後、防火・防災の観点から昭和44年に今の銅板に葺き替えられました。そして、今回の保存修理工事でも大屋根部分に、…
2020年07月 | 保存修理レポート
又新殿・霊の湯棟は明治32年(1899)竣工時、大屋根に檜の皮を使った檜皮葺ひわだぶきで建てられました。 その後、防火・防災の観点から昭和44年に今の銅板に葺き替えられました。そして、今回の保存修理工事でも大屋根部分に、…
2020年06月 | 保存修理レポート
本館で使用されていた建具は一つ一つ状態を確認し、修理が必要なものは工場に搬入し、補修を行っています。元の建具の部材・金具は出来る限り残し、丁寧に補修しています。 補修部分は周りの色に合わせて塗装を行います。 (2020年…
2020年06月 | 保存修理レポート
霊の湯棟玄関の庇屋根の南側には妻飾りとして六葉ろくようと樽たるの口が取付けられていました。懸魚げぎょと合わせて樽たるの口は水伏せのまじないがあるとされ、建物を火災から守るという意味が込められています。 今回の保存修理工事…
2020年06月 | 保存修理レポート
天井裏への構造補強の取付けが完了し、解体した天井板を復旧しました。 今回の保存修理工事では天井裏に耐震補強を行っています。 写真のように、保存修理工事前と変わりませんが、見えない内部に構造補強を行うことで次の世代に引き継…
2020年05月 | 保存修理レポート
瓦を取り付けるための桟木を設置している状況です。修理前の屋根の桟木には国産のツガが使用されていたことから、保存修理工事でも同様に国産のツガを使用しています。国産のツガは近年ではあまり生産されていない貴重な材料であり、瓦で…
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